お金を貯めるために必要な家計簿とは!?【家計管理に必要なこと3選】

家計簿に興味がある方、必見!
そもそも「家計簿とは何か」から
「家計簿をつけることの意味」「家計簿の選び方」までを解説します。

突然ですが「キャッシュ・フロー」という言葉はご存じでしょうか?
例えば、企業活動において、実際に得られた売上から、
どんなことにどれだけお金を使ったのか
収支をつまびらかにすることで把握できる“お金の流れ”のことです。

どんなに優れたビジネスモデルでも、
キャッシュ・フローの管理がいい加減だと、事業としては成り立たなくなってしまいます。

ちなみに日本の上場企業には、
企業の経営状況を明らかにするための財務諸表の一つとして、
キャッシュ・フロー計算書の作成が法律で義務づけられています。
家計簿は読んで字のごとく、このキャッシュ・フロー計算書の「家庭版」。

収入に対してどれだけの支出があったのか、
地道に記録していくことでお金の流れを見える化できますよね。
これこそが家計簿をつける最大の意義!

そして、家計の現状がわかれば、無駄遣いに気づいたり、
本当に必要な出費とそうでない出費とを見極められるようになってきたりと、
さまざまなメリットが得られるようになります。
「そういえば先月は大きな買い物をしてしまったので、今月はちょっとだけ我慢しよう」なんて欲求にブレーキをかけることもできそうです。25095221_s

家計管理をする上で最初にやるべきことは?
家計管理とは、月々の収支やお金の流れを把握し、
自分の意思でコントロールするための手段のことです。

つい無駄遣いしてしまう方や、
実際にどれくらいのお金が家庭に必要とされるのかを知りたい方は、
家計管理を行うことでさまざまなメリットを得ることができるでしょう。

収入と支出のバランスが取れた管理が定着すれば、
長期的に家計を安定させて貯蓄を作ることが可能となるため、
どの家庭にも家計管理をお勧めします。

特に将来の貯蓄に関心のある家庭は、
家計管理の導入によって現状を大きく変えることができるかもしれません。
家計管理を始める際には、
最初に以下の点を意識して進めていくことが重要です。

①家計管理の目標を決める
②家計の現状を把握する
③役に立つ情報を収集する


家計管理に興味があっても、
最初に何をすればよいのかわからず挫折してしまうパターンも珍しくありません。

家計管理の基本を身につけるためにも、
まずはこれらの要素をひとつひとつ確認していきましょう。

①【家計管理の目標を決める】
家計管理を始めるのなら、その先にある目標を決めることが大切です。
現在の家計を管理することでどのような結果を出したいのか、
一度じっくりと考えてみましょう。

基本的に家計管理によって得られるメリットは、
支出項目の見直しから、貯蓄に関するものが多くなります。

そのためにまずは貯蓄の実現を目標として、
家計管理を進めてみることがお勧めです。
貯蓄を目標に設定する場合、
「〇〇円貯める」「〇〇を買うためのお金を確保する」
といった具体的な設定をすることがポイントです。

実際にどれくらいのお金を貯めるのか決めておけば、
家計管理のモチベーションを高めることができるでしょう。
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②【家計の現状を把握する】
家計管理の第一歩は、家計の現状を把握することです。
月単位と年単位でどれくらいの収支があるのか、
日々の買い物ではどのようなジャンルにお金を使っているのか、
それらを調べておけば、家計の全体像が見えてくるでしょう。

家計の現状を把握するには、家計簿をつけることが近道となります。
収入と支出が見える化されると、
お金の使い方が慎重になり、貯蓄につなげることができます。
より家計管理がしやすくなるので、
現状把握のためにも家計簿を利用することがお勧めです。
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③【役に立つ情報を収集する】
家計管理は多くの家庭で実行されていますが、
その方法はさまざまでインターネットで検索すると意外と多くヒットします。

実際に実行されている家計管理の方法には試行錯誤した結果に行き着いたものもあり、
自分の家計管理に役立つ情報やヒントを得られることがあります。
「なかなか上手く家計管理ができない」
「自分が決めた管理ルールを守るのが大変になってきた」
と感じたら、インターネット、雑誌、実用書、テレビなどを参考にしてみると、
新しい気づきがあるかもしれません。

家計簿は3種類
家計簿には3種類のタイプがあります!!
・ノートタイプ
・エクセルタイプ
・アプリタイプ

それぞれの特徴を紹介しますので、
使いやすい家計簿を見つけてください。

自由に手書きできるノート
ノートタイプ
既成の家計簿ノートに記入する方法と、
大学ノートに自分の使いやすいように線を引きオリジナルの家計簿を作る方法があります。

最初は大学ノートにお小遣い帳のようにつけることから始めて、
慣れてきたころに既成の家計簿ノートを検討してもいいでしょう。
ノートタイプの家計簿は、
自分で数字を記入するので記憶に残りやすく、
支出の金額を意識できるのが大きなメリットです。

全部の数字を記入するのが大変だったら、
レシートを貼って合計額だけを記入してもOK。
レシートの明細の中で「無駄遣いしてしまった!」
と思う部分に線を引いておくと、
後で見返したときに毎月どれだけ無駄遣いをしていたか、
節約ができるものは何かが分かるのでおすすめです。

簡単集計できるエクセル
エクセルタイプの家計簿は、
パソコンなどでエクセルを使って家計簿を付ける方法です。

すでに持っているパソコンを使うので
家計簿ノートなどを購入する必要がなく、
何よりも計算式を設定しておけば自動で集計してくれるのがポイント。

エクセルの操作に慣れている人なら、
グラフ機能を使って支出額がどのように変化しているかを
視覚的に確認することも可能です。
数字だけだとピンとこなくても、
グラフにすると改善点が見つけやすくなることも。
エクセル操作が苦手でなければ、ノートタイプより入りやすいかもしれません
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初心者も安心な家計簿アプリ
スマートフォンタブレットのアプリを使って家計簿を付ける方法は、
家計簿初心者におすすめです。

なんと、レシートを読み込むだけで
データを入力してくれる機能を持つアプリも!

簡単な上に計算や入力の手間も省けるので便利です。
銀行カードやクレジットカードと連携して、
お金の管理がまとめてできるできるアプリもあるので、
どんなアプリがあるのかを探してみましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では家計簿の魅力についてご紹介しました(^^♪
経済の基盤を作るためには、まずは基礎を固めるためにも
是非とも日々の収支を確認していきましょう!!