思ってることを伝えるのが苦手な方必見!!上手な人には特徴がある!?【苦手克服の秘訣】

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「なかなか自分の気持ちが相手に伝わらない……」
「自分の考えを人に伝えるのが苦手」
「人を惹きつけるトーク力がほしい」
と悩んでいませんか?
あらゆるコミュニケーションの場において、
スムーズに自分の考えを伝えられる人には、つい憧れてしまいますよね。

実は、伝える力は生まれ持った能力ではなく、後天的に鍛えることが可能です。
そこでこの記事では、思っていることを上手に伝える能力について
身に着ける方法についてご紹介します!!


うまく伝えられない根本にあるのは本音を言うことの「恐れ」
11-1嫌われる恐怖、見捨てられる恐怖
基本的に本音が言えない根底にあるものは、何かに対する「恐れ」です。
本音を伝えた結果、「何かしらマイナスのことが自分に起こる」
と思っているからこそ、素直な思いが言えなくなります。

特に多いのは
・嫌われるんじゃないか
・見捨てられるんじゃないか
・否定されるんじゃないかなどの、不安や恐怖心です。

この「恐れ」は100%自ら作り出しているのですが、
心に染み付いた感情であるため、いつも付きまとってきます。

その結果、周りの顔色をうかがい、周りが期待する答えや、
相手が望む答えなのどを無意識のうちに探すわけです。

そういう視点になっていると、
自分の発言によって少しでも雲行きが怪しくなると
「あ、ダメだ。きっと変に思われる!」と、過敏になってしまい、
自分の本音は引っ込めてしまいます。それがずっと続いているわけです。

1-2周りの期待する自分を作ってきた
本音が言えないという性質は、
家庭環境や親子関係が非常に影響していることが多いです。

というのも、子供は愛情をもらえなければ生きていけない生き物なので、
周りの大人からのエネルギーをもらうためにはあの手この手を使います。

そこでの色んなパターンはありますが、
本音が言えない人に多いのは
《親の期待に応えることや、親の機嫌を損ねないように努力することで自分の居場所を確保してきた》という戦略を選んできたということです。

幼少期から自分の望みよりも、
周りの望みを叶えることが普通になってるんですよね。

結局子供は寂しさを感じた時に建設的な対話を親とすることはできませんから、
戦略としては
・周りの人間をコントロールしようとするか
・自分の内面をコントロールしようとするかのどちらかになります。


そこで自分の感情は抑えて、
自分の内面をコントロールすることによって寂しさを理性で誤魔化したり、
期待に応えることで注目を集めることに成功した子供は、本音が言えなくなる傾向にあります。

1-3自分が受け入れられると思っていない
上記のような幼少期を過ごしていると
〇〇すると褒められる〇〇できたら認めてもらえる
〇〇したら叱られる〇〇できないと残念がられるなど、
条件によって褒められたり、叱られたりすることに敏感になります。

これが当たり前になってくるので、
「自分は条件を満たさないと受け入れてもらえない」という思い込みを作るんです。

等身大のありのままの自分では受け入れもらえないんだ…
この価値観が自分の本音を表現することの
大きなブロックになっているケースが非常に多くあります。

その受け入れてもらえない恐怖心や、
素の自分を出したら否定されるかもという恐怖心が根っこにあるので、
なかなか本音が言えなくなるわけです。

伝わる話し方の7つのコツ
伝わる話し方のコツを7つ紹介します。

何を伝えたいのかを明確にする
話すときには、「あれも伝えたい」「これも伝えたい」と多くの内容を盛り込みがちですが、聞き手の記憶に残る量はそれほど多くありません。
何を伝いたいのかを明確にし、要点を1〜3点に絞りましょう。何を伝えたいかが明確になったら、余計な話題は控え、要点を筋道立てて話すように努めましょう。

情報量を増やし過ぎない
情報量を増やし過ぎないようにし、シンプルな構成で話せるようにしましょう。
話は「導入」「本論」「結び」で構成します。導入で聞き手の関心をつかみ、本論で内容を伝え、結びで最も伝えたいことを再度繰り返すことで効果的に伝えられます。

情報量を増やし過ぎて、伝えたいことがぼやけてしまわないように気をつけましょう。

わかりやすい言葉でシンプルに結論を伝える
わかりやすい言葉でシンプルに結論を伝えましょう。
関係のない無駄なことを長々と話すことは避けるべきです。

「伝えたいことは一つです」など、結論と全体の流れをまず伝えることが大切です。

5W1Hを考慮し論理的な構成で話す
論理的に物事を伝えるために、「5W1H」を考慮した構成で話すと効果的です。
「いつ(When)」
「どこで(Where)」
「だれが(Who)」
「何を(What)」
「なぜ(Why)」
「どうやって(How)」
が、要素として必ず入っているかを確認しましょう。

自分の意志は必ず伝える
ビジネスにおいては、事実だけではなく自分の意志も伝えることが大変重要です。
たとえばミス発生時に、ミスの現状や原因だけを伝えるのではなく、
「自分はどう解決するか」という意志を伝えましょう。

単なる報告だけではなく、自分の意思を伝えると、
聞き手にいいたいことが伝わりやすくなります。

具体例を織り込んで話す具体的を織り込んで話すことで、
上手く話が伝わりやすくなります。

たとえば、期日を「できるだけ早く」と抽象的に指定しても、
相手にもほかの業務があるので、期日が決まっている業務の後回しにされてしまいます。

「できるだけ早く」とは具体的にいつなのか、
「○月○日の○時まで」と数字を使って伝えるようにしましょう。
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相手の理解度を確認しながら話す
相手がどの程度理解できているかを確認しながら話しましょう。
一方的に自分が伝えたいことを話しても、相手には伝わりにくいことがあります。

聞き手が興味をしめしているかなどを観察しながら話すことをおすすめします。
相手の理解度が低い際には、自分の伝え方を見直しブラッシュアップを努めましょう。


仕事でも役立つ!
コミュニケーションが苦手な人でもできる会話術とは?

初対面や面識が少ない方と上手く会話ができない場合、
コミュニケーションを取るのが苦手と感じることでしょう。

コミュニケーションに対して苦手意識があると、仕事だけでなく、
プライベートの人間関係にも影響することも少なくありません。

そこで、コミュニケーションの苦手意識を克服できる、
以下の会話術を積極的に取り入れましょう。

相手とミラーリングをする
ミラーリングとは、警戒心を取り除いて相手と信頼関係を築くことができる、
心理学に基づいたコミュニケーション技法です。

お互いの共通点と、相手がする動作や姿勢を鏡写しのように合わせる、
という2つの要素が「類似性による親近効果」を生み、
コミュニケーションに良い効果をもたらします。

出身地や部活動、趣味などの共通の話題があると、
すぐに打ち解けられるのは、共通点がある人に親しみを感じやすくなる傾向があるためです。

初対面の人に「他人ではない」と感じさせるには、
共通点を見つけやすい、出身地や趣味などの話題を持ちかけるといいでしょう。

同じ動作でいうと、仲が良い人と会話をしていると、
無意識に相手と同じ動作をする傾向があります。

たとえば、話をする姿勢や手の組み方、話し方の口調が、
無意識の内に相手と同じになっているのです。
初対面の人と会話をする際は、同じ動作をさりげなく取り入れてみましょう。

このように、信頼関係を築いていない初対面の人とは、
ミラーリングの要素を活用して、信頼関係が築かれている状況を意図的に作ることがポイントです。

仕事に関連する話題を準備する
同じ仕事をしている社内のコミュニケーションでは、仕事内容が共通の話題になります。
仕事に関連する話題をあらかじめ用意しておくと、
面識のない社員でもスムーズにコミュニケーションを取ることができるでしょう。
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積極的に自己開示をする
仕事に関連する話題でコミュニケーションが取れるようになったら、
次は自己開示をして距離を縮めましょう。

出身地や趣味、家族やペットなど、
自分自身のことを会話に盛り込むと効果的です。

その中で相手との共通点が見つかると、
よりコミュニケーションが取れるようになります。
また、自己開示をするほかに、相手に同様の質問をすることも効果的です。

長所を褒める
・意見に肯定する
相手の良いところを探すことを習慣にすると、
相手に好感を持つことができ、コミュニケーションも取りやすくなります。
相手の長所を見つけたら、褒める

・感謝することを言葉で表現しましょう。
また、言葉をかける際は、良い行為に対して
「ありがとう」とストレートに表現すると効果的です。

人は褒められると自己重要感
(価値のある存在と認められたい心理欲求のこと)が満たされ、
褒めてくれた相手に心を開く傾向にあります。

お互いに好印象を持つことに繋がり、
コミュニケーションが取れる上に、信頼関係を築く効果が期待できるでしょう。
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相手の話をしっかり聴く
コミュニケーションを取るためには、
自分から話すだけではなく、相手の話を聴くことも重要です。

人は誰しも「話を聴いてほしい」という欲求を持っており、
話を聴いてくれる人に安心感を持ちます。

しかし、人の話を聴いているつもりでも、
聴けていないことが珍しくありません。

人の話を聴くには「傾聴力を高める」ことが重要です。
傾聴力を高めるポイントは、次の3つがあります。
・相手を重要な人物と認識し、相手に敬意を払う
相手に敬意を払うには、
上司、部下などの先入観を持たずに話を聴くことが大切です。

特に、部下という先入観を持つ上司は、
部下の話に耳を傾けないケースも珍しくありません。

先入観を持たずに話を聴いた場合、
若者ならではの新たな視点が業務に良い効果をもたらすこともあり得るでしょう。

・相手の話を否定せずに肯定する
「でも・だって」など、相手の考えを否定する言葉は避けることが大切です。
否定されると話をする気がなくなる上に、コミュニケーションが途絶えてしまいます。
もしも反対の意見を言いたい場合は、相手の話を聴き終えてから伝えることがポイントです。

・相手の話に興味・関心を持つ
興味と関心を持って相手の話を聴くと、相槌を打ったり、
身を乗り出して聴いたりという行動が自然に出るものです。

しかし、興味のない話だった場合でも、
そっけない返事をせず、興味を持って相手の話を最後まで聴くことを心がけましょう。


まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は「思ってることを伝えるのが苦手な方必見!!上手な人には特徴がある!?」

について考えてみました。人に伝えるって、本当に難しいことです。
いくら自分が丁寧に伝えたとしても、それは「つもり」なのかもしれません。

こればかりはやってみて分かる部分ではあります。
なんかうまく人に自分の意思が伝わらないなと感じたときには考えてみてください。